
ヴァルディキャーナ・セネーゼの魅力
2018年2月27日 (火)、11時00分 から在日イタリア商工会議所にて【ヴァルディキャーナ・セネーゼの魅力】についてのセミナーが開催された。



ヴァルディキアーナ・セネーゼValdichiana Senese 地方は、フィレンツェからローマ方面に向かい南西100kmほどのトスカーナ州の丘陵地にある10のコムーネの連合がヴァルディキャーナ・セネーゼ(Valdichiana Senese)と呼ばれている。


失われた良き時代への懐かしさを感じる素晴らしい風景。エトルリア人、古代ローマ人、そして華やかなルネサンスの時代から現代まで、ヴァルディキアーナは比類のない歴史・芸術遺産を伝えている地域。緩やかな丘陵を眺望できる美しい地域。トスカーナ地方の田舎をゆったりと楽しめるヴァルディキアーナ・セネーゼValdichiana Senese 地方、それぞれの地域の特徴あるトスカーナの魅力あふれる穴場的な観光スポットがある。
中でもモンテプルチャーノMontepulcianoは、城壁に囲まれた典型的な中部イタリアの町。ルネサンス期に建てられた市庁舎など、芸術を感じられる地域。中世には金融業で栄えた有力都市国家で13~14世紀にかけてトスカーナ地方の覇権をフィレンツェと競うほどで、その経済力を背景にルネサンス期には芸術の中心地のひとつ。また世界遺産にも認定されているピエンツァPienzaはトスカーナの小さな宝石」と呼ばれ、ルネッサンス期の人間的な都市設計思想や透視図法を最初に採用した街造りなど自然の景観と中世の街並みを楽しめるようです。



ワインの産地としても有名で、イタリア初のDOCG赤ワイン、ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ(Vino Nobile di Montepulciano)が生産されている。
フィレンツェ名物料理、Tボーンステーキに使われるブランド牛キアニーナ種や、高級サラミやハムのチンタ・セネーゼ豚など、トスカーナ南部の伝統的な食文化を味わえる地域、ブドウ畑を歩いたり、シナルンガの農園や伝統食品の生産者に立ち寄ったりと大地の営みを実感できるトスカーナのグルメ味わいを堪能。
13世紀のテラコッタ製城壁に囲まれた中世の村を訪ねたり、エトルリア時代の墳墓が点在している地域をゆっくりとウォーキングやサイクリング。そして温泉スパ施設で、リラックス!
イタリア旅行のリピーターを満足させるホリデーホームな旅にはぴったりのようです。



